好きなものを好き勝手

熱しやすく温く続く趣味の考察とか

細い、けど折れない。という印象の森田剛

昔、学校へ行こうが流行っていた時期。(あ、V6とのなれそめも含めるので長くなります。よろしいでしょうか)

実はあまりテレビを見られなかった。それはお笑い好きとしても相当の痛手なんだけど…習い事を全部合わせると休みが週に1日しかなかったので。

不幸にも、翌日学校へ行くと当たり前のように「昨日の学校へ行こう見た?」と、学校へ来ているにも関わらず謎の疎外感を覚えるクラスの話題。机をバンバン叩き、負けるとデコピン(あまりの痛さからか良心からか、ペンではなかったように思う)の刑に処される謎の遊び。

会話の端々から情報を拾い集め、時々見られるメンバーの顔を見て…必ず訊かれる恐怖の質問『V6の中で誰が好きー?』に対応しなければならなかった。当時、Myケータイなんて無い。スマホではない折りたためないケータイが跋扈していた時代だ。インターネットも私にとってはなんだか遠いトクベツなおもちゃ、という感覚。

その結果、クラス女子人気の多数は「ゴウくん」「ケンくん」が圧倒的だったように思う。私が名前と顔をギリギリ一致できたのもその二人だけ。というわけで、V6は6人いることは知っていてもゴウorケンの選択肢のみが残された。あとは雰囲気だ雰囲気。そこはそれ、世間知らずで中学・高校のお兄さんお姉さんにも夢を見てしまう年齢だったのもあり、「(見た目ヤンキーでワイワイしてそうな)ゴウくんが好き!」と思いっきり適当に解を出した。でもそれでみんなが「わかるー!」と仲間に入れてくれることが重要だった。許してください、話題のためでしたから。。

余談だが、この適当具合は中学でも発揮され、まったくドラマを見ない(現在も)私が部活の同期に「キッズウォーでさぁ、○○と××だったらどっちと付き合いたい?」とかいう質問をされた時には、名前(あだ名)から感じ取るその人物の容姿や性格、主人公との関係性を瞬時に想像して答えていた。「え~…? しいて言えば○○かな~」「マジ? 性格キツくない?」「いや、あのちょっと強引っぽいとこがいいかな…って」「あー確かにぃ」てな具合。

 

 そんな残念すぎる出会いから何年か越しに、ひょんなことから懐かしさとともにそういえば名前と顔くらいしか知らなんだゴウくんってどんなアイドルなん? と動画やファンの方のブログを拝見。噂でダンスうまいらしいとは聞いていたけど! 声! なにそれ反則だし販促だし!!! という感じで模範的すぎる落ち方をしました。モリゴー強い。

そうしてようやっとこのタイトルの話ができるのですが。そうしてどんどん変態文章になりますが、よろしいですか。。

「細い、けど折れない。」

容姿がまずほっそいほっそい。後々食生活がいろいろおかしいらしいと知って納得してしまいますがごおさん! 細すぎるよゴボウもいいとこだよ。あと普段のトレーニングとかしてるのか一番謎。。他の5人はやってるの知ってるけど、ジムとか…イメージ湧かない…。鍛えてはいるんだろうけど。

そして声。繊細~。せんさい~。愛でたい。柔らかい素材のタオルで包んで愛でたい。あんなに鼻にかかってそうなのに喉大丈夫なん? ってなる。個人的にユニゾンでだいたい行方不明になるのでその旋律にマーカーつけといてほしい。


そ の わ り に !(日本語おかしいかも)

モリゴーパイセン、さすがっす。強い。

「V6かっこいい!!」と思い知らされた『OK』のバキバキダンス(語彙力)。健さんの「今夜も」の後、バンバンするとこ(伝われ~)。ロボットでもなく人間でもなく、あの絶妙な動きはなんですか? ロボットのような反動や荒ぶりもなく、人間のような柔らかな中間動作もなく、ぴた、ぴた、と姿勢をきめていくそれはまさに剛様。あの少ない質量のどこにどんな筋肉つけたらあんな動きができるのか、人間の神秘を感じるレベル。(V6は全員なにかしらの神秘や奇跡を体現してるとはなんとなく信じている)

声について、自負しているように舞台でも声が枯れないらしい。残念ながら私は観に行ったことがないので、らしいに留めるが、今までの演出家からも太鼓判を押されている事実もまた。そして上でユニゾンに溶けると書いたけれど、逆に矢が天空を突くように気持ちよく飛んでいく声でもある。キャラメルとか甘いとか、それ以上にもっといい言葉はないものかとよく考える。健ちゃんとはまた違う永遠の少年性を感じる…スキ(´ω`)


細い、けど折れない。

例えば、高校の文化祭でサッカー部のイケメン先輩が女装をした時の「部活で日焼けしてるしヒゲもときどき生えてるし筋肉めっちゃ見えてるけど全体的に女子が凹むほど細くてスタイルいいよ…」っていうアレ。草食系の女装させたら完全に女子!!カワイイ♡ にならないアレ。


***

何日かに分けて書いていたら着地点が分からなくなってきました。ただ、折れない強さを持ったこの人になら、全幅の信頼を寄せて付いていきたいと思う。いちファンとして。20周年のコメントで、「信じて付いてきてくれてありがとう」と「次の景色を見にいこう」(どちらもニュアンス)の言葉を使う彼。

底冷えする自室で読んだ瞬間に、やけに心臓がドキドキと動いたのでした。